キトフ博士の記念碑

今日、ハスコヴォ県アレクサンドロヴォ村近郊の東ロドピトラキア美術博物館センターの前で、著名な考古学者ゲオルギー・キトフ博士(1943~2008年)の記念碑が公開されました。

式典に出席したハスコヴォのゲオルギー・イヴァノフ市長は次のように述べました:「今回の記念碑は、過去だけではなく、地元の未来も背負ったこの遺産を発見したキトフ博士へ感謝の念を素直に表したものです。」

「現物の修復・保存が終わるまで、世代が交代するほど長い時間がかかるかもしれません。なので博物館センターのレプリカがなければ、今の人は墳墓に触れることが不可能だったかもしれません。」と、式典に娘イリナと出席した博士の妻ディアナ・ディミトロヴァは述べました。「ギリシャで考古学者の記念碑を見る度に、このようなことが果たしてブルガリアでも可能だろうかと悩んだことがありました。しかし今日のアレクサンロヴォでそれは現実になりました。」と涙を抑えきれず言葉を続けました。

ゲオルギー・イヴァノフ市長の提案を受け、ハスコヴォの市会議は市内の通りに亡き考古学者の名前を付けることに決定しました。

キトフ博士の銅像は、ハスコヴォ市出身の彫刻家ミホ・ミホフによって手がけられました。

 

 

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